bodum(ボダム)社がピーター・ボダムにより設立されたのが1944年のこと。輸入ガラス製品をデンマークで販売する会社としてコペンハーゲンにて産声を上げました。
時はまさに第二次大戦の終わり。貿易が困難な状況のなか、ピーター・ボダムはデンマークの家庭用品の卸売り販売から始めたのでした。
1950年、ピーター・ボダムは独自の商品開発を始めます。早くから、インダストリアルデザインの重要性に気づき、デザイナーとのコラボレーションを実現。
「身近な道具に良いデザインを」というボダム社ポリシーの原点となるのです。
そして1965年、サイフォン式コーヒーメーカー「サントス」を発売、そして大成功を収め、ボダムの名はヨーロッパ全体に知れ渡ることとなります。
その後、ボダム社は、息子であるヨーガン・ボダムに引き継がれました。
1974年、ボダム社・初のフレンチプレス・コーヒーメーカー「ビストロ」を発売。この商品は「毎日の生活に美しいシンプルなデザインと最高の素材」というデザイン理念の実現でもあったようです。
「良いデザインは、高価であってはならない」というコンセプトで知られるボダム。
奇を衒わないシンプルなデザインからにじみ出る機能美が印象的な製品群は、ヨーロッパはもちろん、今でも世界中で支持されています。「北欧デザイン」好きにはたまらないブランドなのではないでしょうか。
ボダム社が現在までに製造したフレンチプレスはなんと約1億個だそうです。
創業当時から脈々と引き継がれるデザインへのこだわり、そして積み重ねられた技術。
これこそが、ボダムの「フレンチプレス」が世界中で愛され続ける理由といえるでしょう。

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